第八回 港区長賞（MOA美術館奨励賞） 絵画の部
「夏の味」
青山小学校 5ねん 和田 彩奈（わだ あやな）
とうもろこしのつぶを一つ一つていねいにかくことと、ヒゲを細い筆でたくさんかくことをがんばりました。最後に白の絵の具で光を入れたら、すごく立体感が出たのがうれしかったです。私は絵をかくのがゆっくりなので、夏休みはたくさんの時間をかけて納得いくまでかけたので、楽しかったです。
【講評：審査員一同】
圧倒的で大胆な構図が良く、観察力がかなりないと描けない形の正確さと色の幅がすばらしいなと思います。非常に美味しそうで、いますぐ食べられそうな、かぶりつきたくなるような感じの絵で、みずみずしさが伝わってきます。粒のしっかり詰まった甘さが感じられ、うぶ毛のフサフサ感や艶も見事です。いつもトウモロコシを剥くと捨ててしまっている皮の部分にもきれいな色が使われているので、素敵だなと思いました。
