第九回 港区長賞（MOA美術館奨励賞） 書の部
「金魚」 芝浦小学校 3ねん 萬代 夏南
1番難しかった点は「金魚」の魚の1画目を短過ぎず、長過ぎずに書くことです。また、努力した点は、今まではゆっくり書いていたのでにじんでしまいましたが、にじみをなくす為に形、太さや力の入れ具合を調整した所です。 受賞の知らせを担任の先生から受け取った時、沢山練習して良かったと思いました。また、「金魚」という文字に決めるきっかけをくれたおじいちゃんに感謝を伝えて、一緒に喜びました。
【講評：審査員一同】
この作品は、自信と勇気を備えた頼もしい力強さがあり、尾ひれ、背びれ、胸びれを動かし悠々と泳ぐ姿が見えます。筆使いの「とめ、はらい」もしっかりとしていて、とても楽しく何度も丁寧に練習されていたことが見て取れました。また作品の裏面の感想文からは、この夏の金魚すくいの素敵な思い出を心をこめて書いた様子も分かり、この楽しい思い出と嬉しい気持ちが伝わってくる作品となっています。これからも心がウキウキ、ワクワクすることを文字に表現して、多くの人の心に感動を与えていってください。
