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第二回 実行委員長賞(書写の部)

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陸地海岸
夏休みに海に遊びに行き、そこで海の迫力を習字で書きたいと思いました。そして「海」だけでなく「海」に対応する「陸」に関する言葉を入れることでさらに感動が増すと考えました。だから「陸地海岸」という言葉を選びました。 僕はこの「陸地海岸」で海と陸の広大さや力強さを表現するために、太く力を込めて印象強くかこうと努めました。 それを感じ取ってもらえたら嬉しいです。
【山本流仙 審査員 講評】作者の作品を最初に見て驚いたのは、迷いのないしっかりした線の動きが印象的でした。起筆がしっかりと入っていて、とても丁寧な筆使いをしています。『陸地海岸』という画数の多い文字ばかりの中で、特に『岸』の字形が美しく小学校六年生とは思えないくらい堂々とした作品。四文字と名前と余白のバランスもとても美しくまとまっています。書に親しみながら、練習を積み重ねてきた作者の努力の賜物だと思います。